ビジネスシーンでイノベーションを起こしている経営者たちと、
クリエイティブの世界でイノベーションを起こしてきた宮藤官九郎との異業種対談企画。

今回のゲスト

中野幸司
株式会社ASLINQ 代表取締役

中野幸司NAKANO KOJI

2021年4月2日(金)

ゲスト中野幸司

TBSラジオで放送中の「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。パーソナリティは、宮藤官九郎さん。

日本の経済を動かす経営者や団体の代表の方に、哲学や考えを聞きながら、知られざる業界の実情に迫っていく「Innovative Lounge」。

お迎えしたのは、株式会社ASLINQ 代表取締役 中野幸司さんです。

宮藤:ASLINQさんは、長野県松本市にある会社なんですね。どんなことをしている会社なんでしょうか?

中野:自動車販売業、修理、保険代理店、車の磨き、ですね。

宮藤:磨いてくれるんですか!コーティングって書いてありますけど、磨いた上でコーティングしてくれるってことですか?

中野:そうです。これは本当に最近…2月から始めて。

宮藤:へえ。コーティングすると汚れないんですか?

中野:洗車が楽になります。

宮藤:いいですね!どういった車を主に扱っているんですか?

中野:軽自動車から輸入車までですね。

宮藤:中野さんは、自動車整備士の専門学校に行って、カーディーラーになられて。車がずっと好きなんですね。

中野:そうですね。整備士の資格取って、輸入車ディーラーの整備士として働いていたので。

宮藤:いつ頃から車が好きなんですか?子どもの時?

中野:うちの父親が自営業をやっていて酪農だったんですけど、乳牛を飼っていて。そこで
昔からトラックから含めていっぱい台数はあって。そこで、車をいじったりとかもさせられてて、そこからですかね。なんかいじることに関して興味を持ち始めたみたいな。

宮藤:それ、親からしてみたら意外な…。牛の方にいかなかった?

中野:いかなかったですね。うちは兄が牛の方に。

宮藤:なるほど。じゃ、自分で運転するのも好きなんですか?

中野:好きですね。やっぱり車は、一番プライベートな時間を作れるところかなと思うので。

宮藤:で、そこから車の世界に入ったきっかけは?

中野:うちの父親の仕事柄、車を結構使うんですけど、やっぱりトラブルが結構あって。酪農は兄が継ぐっていう話になってたので、だったらそういうのをメンテナンスできればいいんじゃないかなっていうのがきっかけ…って言ってるんですけど、頭がなかったのもありますね。大学行くとか。

宮藤:でも、すごいですね。それで車のお仕事を続けているんですもん。そんな中野さんが感じる、代表取締役ならではの会社経営の苦労を教えていただけますでしょうか。

中野:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、お金の悩み、従業員育成には、毎日悩んでいます!

宮藤:お金と従業員育成。

中野:ありがたいことに毎月毎月収入はあって、従業員にお給料を払えているんですけど、従業員をどのタイミングでまた新しく雇ったらいいのかとか、あと設備。従業員が入ることによって色んな経費がかかってくるので。そこをどのタイミングで購入すればいいとか、そこら辺はすごく悩むところですね。

宮藤:今は、もっと増やそうかなと思っているんですか?

中野:いい人材がいればですね。そこも結構悩みどころですね。働きたいっていう人たちは結構いるんですけど、やっぱり面接で話している中で「うーん」っていうところもあるので。

宮藤:これがまた次の問題で「従業員育成」?

中野:そうですね。

宮藤:従業員の育成も、難しいと?

中野:はい。

宮藤:社長はおいくつですか?

中野:今、34です。

宮藤:34!?若いですね!社長が若いじゃないですか!

中野:そうなんですよ!

宮藤:じゃ、「最近の若いもんは!」って感じじゃないんだ?自分もまだ若いですもんね。

中野:でも、やっぱりなんかこう…昔と比べて、考え方今の方が甘いような気はしますけどね。全てに対して。

宮藤:自分でどうですか?従業員に対して、厳しい方だと思います?甘いっていうか、やさしい方だと思います?

中野:甘かったり厳しかったりだと思うんですけど、なんせこう、もう「自分がやればいいんじゃないかっていう」ところが結構あって。「自分がもう先にやった方が早いんじゃないか」って。なんで、自分がやっちゃうのがやっぱり多いですかね。そこも結構悩みどころなんですよ。ここを従業員にちゃんと教育できれば、自分がまた違うことをできるんじゃないかなって思うんですけど、やっぱり自分がやった方が早いんでやっちゃうっていう。

宮藤:なるほど。辞めていく社員もいます?

中野:入社した従業員で辞めた方はいないですね。

宮藤:あっ、そうなんですね!じゃ、見る目あるってことじゃないですか。

中野:いやまぁ、そうなんですかね。

宮藤:従業員育成に関して、いきついた考え方とか方法とかはありますか?

中野:まだ全然、僕も今言った通り年齢も、会社も立ち上げて5年目なので。まだ自分も勉強している最中かなと思いつつ、本当に今そういうところで悩んでいますね。どうやってやっていけばいいのかな?っていう。

宮藤:でも、辞めてないんだから大丈夫ですよ。

中野:そうですね。

宮藤:辞めちゃいますから。若い人たちは。…って、何を俺は偉そうに言ってるんだ(笑)

中野:(笑)

宮藤:最後にもうひとつ。中野さんが世の中に言いたいことを教えてください。

中野:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、稼いでいる人をもっともっと応援するべきだと思います。

宮藤:稼いでいる人を応援する…なるほど!応援していないですよね。日本人はね。

中野:そうですね。日本人って結構こう…隠そうとする。

宮藤:謙遜ですよね。

中野:だけど、やっぱり儲かっているなら儲かっているで、もっともっと表に出てもいいというか、隠さなくてもいいんじゃいかな?って僕は思います。

宮藤:「いやいや大丈夫です、僕なんか!」っていう方が美徳みたいなところがありますもんね。事前のアンケートに書いていただきましたが、「日本人は儲かっている人に嫌味や、悪口、悪い噂、評判を流す」と。やっぱり思います?

中野:思います。長野県の松本市っていうところは、すごく小さい町で、すぐに噂がまわるんですよ。僕も今起業して5年経って、結構いい車に乗れて、いい生活ができてって正直なところあって。そうすると周りからは、「あそこはこうだ、こうだ」っていう、無いような噂までたてられて。

宮藤:足を引っ張ろうとするわけだ。

中野:そうですね。でも、それは違うんじゃないかなと思います。その分税金も払ってますし、消費税も払ってますし、市にもお金は動いているわけじゃないですか。

宮藤:そうですね。

中野:なので、稼げば稼ぐだけ、市に対しても税金を納めるから、町全体もよくなってくることじゃないですか。

宮藤:そういう意識は、変えていきたいですか?やっぱり。

中野:そうですね。僕自身は、やっぱり前澤友作さんの生き方がすごく好きで。どれだけ非難を受けても、自分のやりたいことをやり通してる。儲かって、稼いでいるからこそ、世の中の為に協力も出来るし、日本の成長を助けているんだと私も思います。私自身もどれだけ非難を受けても、自分のやりたいことをやり抜いていきたいと思います。

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